足本来の機能(3つのアーチ)
足本来の驚異的な衝撃吸収能力
硬いアスファルトの上を素足で、かかとで着地しながら走ったときに足に
かかる衝撃は17Gといわれています。
※17Gとは、時速54kmで壁にぶつかったときに受ける衝撃と同程度です。
「良い状態の足=キレイなアーチの足」なら、この衝撃の60%を足だけで吸収することができます。
足は、26個の骨と31個の関節から構成されています。
足の関節が自由に動くことで、ヒザ、腰、股関節、背骨にかかる「ひねり」や「ねじれ」の
衝撃を逃がすことができます。
突然ですが、衝撃がどの程度変わるのか、試しに「手」で実験をしてみましょう!
ピンと張ったパーの状態と
このように手のひらでお椀を作った状態で手を平面についてみて下さい。
(足で地面をドンっと着くイメージを手で再現します。)
どうでしょうか?
お椀を作った状態のほうが、肘に伝わる衝撃が緩和されるのが分かると思います。
足にも同じ理屈でもっと大きな衝撃を受けるので、身体の関節や筋肉に与える影響が大きいわけですが、足も健康的な状態(キレイなアーチ)であれば、しっかりと衝撃を吸収出来るわけです。
キレイなアーチって?
ほとんどの方が足のアーチは崩れているといっても過言ではありません。
それはなぜか?
現代人の約7割が浮指と言われています。
この浮指になっている時点で、アーチは崩れていると言えます。
(詳しくはこちらのコラムをご覧ください。)
足の指がしっかりと使えていれば、足の裏を鍛えることが出来て、キレイなアーチを維持することが可能になると言えるかもしれません。